恐ろしい人工甘味料とは
人工甘味料:自然界にない甘味成分を科学的に合成したもので合成甘味料とも言われている。
使う目的→生産コストを下げる/カロリーを下げる/血糖値のコントロール
このことから危険なことはお分かりいただけますか。低コストで作れるということは、企業側の儲けに直結します。企業としては低コストで作れればその分売り上げに繋がります。0キロカロリーや低カロリーという謳い文句の裏には恐ろしい影が潜んでいることを理解しましょう。
甘味料の分類
甘味料は人工甘味料と天然甘味料に分かれます。またその成分から糖質系甘味料と非糖質系甘味料に分けられます。
人工甘味料:自然界にない甘味成分を科学的に合成したもので合成甘味料とも言われている。
天然甘味料:自然界にある甘味成分
糖質系甘味料:炭水化物に分類されるもので食品として扱われる
非糖質系甘味料:炭水化物に分類されない甘味料で食品添加物として扱われる。
※天然甘味料の中にも科学的に合成されたものもある。自然界で育つ毒キノコは安全とは言えないように自然界だからと言って体にいいものとは違います。
自然界にある成分と同じものを科学的に合成し、安い値段で提供している。メーカーは「天然由来成分」=安心・安全という印象操作をしていることを知っておこう。
人工甘味料は砂糖よりも危険
砂糖飲料を飲む人より、人工甘味料を飲んだ人の方が、認知症や脳卒中を発症する確率が3倍以上。糖尿病の発症率は1.7倍という調査結果も。
この原因としては人工甘味料の甘さになれ、より強い甘みを求めてしまうこと。脳が甘味を感じているのにインスリンが分泌されずより強い食欲を感じることなどが考えられます。人工甘味料のカロリーが低いからと言って過剰に摂取すると、より食欲を掻き立てられることから依存性もあると言われます。
人工甘味料は通常の砂糖のように満足できるものではなく、より甘い食べ物を欲しがる人を残し、最終的にカロリー摂取量が増える仕組みになっている。満足しないのは甘さがあるのにも関わらず、血糖値が上がらないためとされている。だが、脳が誤作動を起こし上がらないはずの血糖値を上げることもある。
危険な人工甘味料
アスパルテーム
主にフェニルアラニンとアスパラギン酸で構成。
アミノ酸の一種だが本来は複合的に摂取するもの。単体で摂取すると脳細胞(ニューロン)を興奮させすぎて、死に至らしめる興奮性毒がある。=麻薬と同じ原理
アスパルテーム:最も危険性を疑われている人工甘味料。砂糖の100~200倍の甘さがある。
「カロリーゼロ」や「ノンカロリー」と謳い文句で販売されている。ダイエット系の飲料や食べ物
ですが、ダイエットどころか逆に体重を増加させる傾向がある。
摂取するリスク→脳腫瘍/白血病/知能低下/認知症/アトピー/不眠症など
胎児がフェニルケトン尿性だった場合に妊婦さんが摂取すると、胎児の脳の発達に影響を及ぼす可能性がある。
使用されているもの→ガム/ダイエット食品/アイスクリームなど
サッカリン
砂糖の200〜700倍の甘さがある。
サッカリンナトリウム:サッカリンをナトリウム塩にしたもので水に溶けやすい。サッカリンは非水溶性なので使用範囲が狭いが、サッカリンナトリウムは水溶性のため様々な用途で使われる。
摂取するリスク→胃酸過多/お腹を下す/発がん性/不妊など
使用されているもの→チューイングガム/調味料/加工食品/アイスやジャムのお菓子類/清涼飲料水
日用品だと歯磨き粉/口紅
アセスルファムk(カリウム)
アセスルファム:砂糖の200倍の甘さがある。水に溶けやすく加工しやすい。
リスク→喘息や肥満/アレルギー/血糖値の乱効果/味覚障害/下痢/糖尿病など
使用→カロリーオフのもの/酒/菓子類/ガム/歯磨き粉など
人工甘味料の甘さがドーパミンなどの神経伝達物質の快楽中枢に影響して依存症を招く。甘さがあるのにも関わらず血糖値が上がらないことで脳が誤作動を起こし上がらないはずの血糖値を上げることもある。
スクラロース
砂糖の600倍の甘さがある。化学式で見ると有機塩素化合物に分類される。
有機塩素化合物:ほとんどが人口の化合物で農薬や溶剤として用いるために合成。毒性が強く生物の脂肪内の蓄積が高く有害。
リスク→赤血球の減少/白血病/卵巣収縮/リンパ腫/白内障/マグネシウムの欠乏/成長の遅れなど
使用→菓子類/乳飲料/合成酒・果実酒/ジャムなど
アドバンテーム
アミノ酸系の甘味料アスパルテームから作られる高甘未度甘味料の一つ。
甘さは砂糖の約3万倍と言われています。想像を超える甘さです。ですが人間味覚は甘すぎるものを苦味と感じるのでこの3万倍の甘さを体感することなないでしょう。
味の素が独自で開発した人工甘味料とも言われています。少量で済むため、コストパフォーマンスも良くカロリーを気にする人にとっては助かる添加物と言えるでしょう。
リスク→消化器障害/赤血球・ヘモグロビンの減少/胸腺萎縮など
このアドバンテームを飲料に使用して動物に摂取したところ、26ヶ月で52%が別の物質に変化した研究もあります。人間も同じことが言えて、摂取することで遺伝子などが変化する怖さがあることは把握しましょう。
使用→ノンアルコール飲料/ガム/加工フルーツ/液体シロップ/カップ麺など
ステビア
植物由来の天然甘味料の一つ。砂糖の200倍の甘さがある。原料がハーブの一種であるキク科の植物。
メリット→低カロリー/低コスト/薬効がある/抗酸化作用がある
天然甘味料であること、様々な効果があることから危険性はないと思われがちですが、ステビアを摂取するリスクもあります。
リスク→アレルギー/妊娠率の低下/性ホルモンの減少/子供だと低血圧になる恐れなど
使用→菓子類/ジュース/醤油/インスタント食品など
天然甘味料=安心安全という思い込みは企業の印象操作である。リスクも把握して摂取しないように自分自身で選ばないといけません。
タウマチン(ソーマチン)
植物由来の甘味料。砂糖の2000倍の甘さがある。水に溶けやすく熱に強い。比較的安全性が高いと言われている。クズウコン科の植物の種子から抽出されたタンパク質。
感染特異性タンパク質(PRタンパク質):植物が病原体に感染した際に、植物体内で生成されるタンパク質です。このタンパク質が含まれる食べ物を摂取した際にアレルギー反応を示す場合がある。実際に病害虫の被害を受けた大豆やりんごに含まれるPRタンパク質が原因とされるアレルギーが増加しています。
リスク→アレルギー/鼻炎など
使用→チューイングガム/乳製品/アイスクリーム/ソフトドリンクなど
ソルビトール(ソルビット)
化学的に抽出される糖アルコールの一種。砂糖の約60%の甘味がありカロリーは約70%。
使用→甘味料/清涼剤/保湿性/ダイエット食品/化粧品/ガムなど
発がん性はないとされているが過剰摂取により下痢や腹痛の恐れがある。
糖尿病の人は接種を避けたい。砂糖と違い血糖値に影響を与えないため安全のように感じます。ですが、高血糖状態では神経細胞中に異常に蓄積され、細胞の働きを阻害し、合併症を引き起こす恐れがあります。また砂糖に比べて甘さが控えめなことから、より多く摂りたくなる依存性も高いです。
まとめ
人工甘味料の危険性はまだ明らかになっていないものもあります。ですが味覚障害や糖尿病のリスク、腸内細菌の破壊などを示す研究結果が出ていることから人工甘味料が安全ではないことは確かです。
過剰摂取はもちろん、できるだけ控えることが望ましいと私は感じています。
健康被害が心配な方は、天然甘味料にしたり成分表示をみて、控えていくことをお勧めです。身体は食べたものでできています。食べるものに責任を持ち、工夫一つで健康な身体はできます。皆さんが健康な身体へ第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
守ろう家族。守ろう未来。
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