前回の記事で砂糖が危険なカラクリを解説したのでなぜ危険なのかはお分かりいただけたと思います。そこで、今回は砂糖をやめることで得られる効果やメリット、始め方を紹介します。
メリットを知ることで砂糖断ちを始めるきっかけに繋がると嬉しいです。
では早速みてみましょう。
砂糖をやめるメリット5選
アレルギー症状の緩和
白砂糖は自然界に存在しない精製された食品であることから、食べる化学物質とも言われています。なので白砂糖の摂取を控えることでアレルギー症状の緩和につながります。
主なアレルギー症状 花粉症/アトピー性皮膚炎/アレルギー性鼻炎
ニキビ・肌荒れの改善
砂糖を摂りすぎると血行が悪くなり冷え性になったり、免疫力が低下すると言われています。それにより肌にいる悪玉菌が増殖し、ニキビの原因となるのです。
そして砂糖を摂る人は血糖値が高く血液もドロドロです。血液がドロドロだと身体の隅々まで酸素や栄養素が行き渡らず、細胞も老化し、浮腫んで肌に張りがなくなります。
砂糖をやめることでこのような肌の問題がなくなり、改善が見込めます。
主な症状 ニキビ/肌荒れ/湿疹/浮腫
ダイエット効果
ダイエットは砂糖断ちの1番の効果とも言われています。シンプルなカロリーカットになることはもちろん、血糖値の不安定さがなくなります。砂糖を摂ると血糖値が急上昇したのちに急降下し、低血糖状態になります。低血糖の状態だとそれほど時間が経っていなくても脳が(お腹すいた)と思ってしまい食べ過ぎの原因につながります。そのため砂糖を控えることで食べ過ぎも防止できダイエット効果となります。
便秘改善
砂糖などの甘いものは身体の緊張をほぐす働きがあるため、腹筋や腸の働きも弱めてしまい便秘の原因になっています。砂糖をやめることで腹筋が縮まなくなり、腸のぜん動運動も活発になり、便秘の解消に繋がります。
PMS・生理痛の緩和
砂糖の摂取は女性ホルモンを乱すことから、PMS(月経前症候群)や生理痛の原因とされています。排卵から月経開始までの2週間でも砂糖を控えるだけで症状の緩和に繋がります。
生理痛などは個人差がありますが、食生活も影響しています。生理痛に悩んでいる人は砂糖断ちを実践してみると緩和の効果があるかもしれません。
砂糖断ちによる禁断症状
甘いものが大好きだった人が急に砂糖断ちをすると「甘いものが食べたい!」という気持ちが先立ストレスになってしまいます。それによってイライラしてしまうことは禁断症状と言えるでしょう。
禁断症状を少なくするためにはいきなり砂糖を全て無くすのではなく、数日にかけてだんだんと摂取量を少なくしていくことが大切です。
砂糖断ちの好転反応
禁断症状とは違い、ストレスには感じているけれど何らかの体調の変化が出てくる場合があります。それを好転反応と言います。
好転反応は砂糖をたった事により、体が元の健康な状態に戻ろうとする過程で出てくる症状なので、心配は必要ありません。ではどんな症状があるのか。
だるさやイライラ
砂糖をたくさん摂っていた人が砂糖たちを始めると、血糖値が一時的に下がるので、イライラしたりだるさを感じることがあります。
数日から1〜2週間続くこともあり、個人差があります。実際に砂糖断ちをした人の体験談を聞くと最初の1週間はそのような症状が出ることが多いようです。
頭痛・下痢
砂糖断ちをすると身体が砂糖を欲することで、中には頭痛や下痢などの症状が出る人もいます。
そんな時は無理せず休養するようにしてください。
禁断症状が起こることを予め把握しておくと、ストレスを感じていない時は好転反応だと知ることができモチベーションを保つにも良いとされています。
まとめ
皆さん、砂糖をやめるメリットはお分かりいただけたでしょうか。
やめることで様々な効果が実感できると思います。ですが、効果を体感できるまでには時間がかかり、それに至るまでに禁断症状や好転反応を知らないとモチベーションの低下や効果がないと思って辞めてしまう方も少なくありません。砂糖断ちは決して簡単ではありません。ですが砂糖断ちを行うことで皆さんの身体に良い影響なことは見ての通りです。
すぐに効果を求めるのではなく、カラクリや途中経過を把握して、効果を体験できる日を目標に始めてみましょう。時間はかかりますが、必ず身体にはいい効果をもたらし、健康な身体へと近づきます。
まずは第一歩を一緒に進んでみませんか。
守ろう家族。守ろう未来。
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