砂糖はなぜ危険?カラクリを徹底解説!

危険な食品

砂糖が危険なカラクリ

皆さんは砂糖が身体に悪いことはどこかで聞いたことがあったり、耳にしたことがあると思います。ではそれはなぜなのか。これを理解していないと本当の恐ろしさを体験する羽目になってしまうかもしれません。

それでは砂糖が危険なカラクリを順番に解説します。

①血糖値が爆上がり

高GI値とは数値が70以上のものですが、白砂糖はそのGI値がなんと100を超えるので、血糖値が爆上がりしてしまうことは必然と言えます。

②血糖値を下げるためにインスリンの大量放出

インスリン:膵臓で作られます。

膵臓にはランゲルハンス島という細胞があり、その中に含まれるβ細胞で作られ、必要に応じてインスリンを分泌する。

働き→糖を筋肉や脂肪に取り込ませる

肝臓に蓄えられた糖が必要なとき以外は放出しないように抑える

③インスリン効果で血糖値が爆下がり=低血糖に!

なぜ低血糖が危険なのか…?

短期的:意欲がなくなったり生活の質が下がる。眠くなる。

長期的:不整脈や心筋梗塞などの心血管疾患が起こりやすくなる。

認知機能の低下→認知障害が起こりやすくなる。

④低血糖を防ぐため、グルカゴンやアドレナリンを放出して血糖値をあげる

グルカゴン:膵臓のランゲルハンス島という細胞のα細胞で作られる。

働き→ブドウ糖の生成・放出を促し、血糖値を上げる

血糖値を上げないと低血糖で危険な状態が続いてしまうが、グルカゴンだけでは急激な低血糖に対応できないのでアドレナリンも同時に放出される。

アドレナリン:副腎から分泌されるホルモンで、交感神経の伝達物質の1つ。

働き→心拍数を上げて瞳孔を開き、血糖値を上げる。

⑤アドレナリン投入で人間は興奮状態!

アドレナリンには興奮作用がある。

脳内麻痺に近い興奮状態を作る

この興奮状態を脳がまた味わいたい!と感じてしまうので再び砂糖を摂取したいと麻痺してしまう。これが砂糖の依存につながる理由です。

⑥インスリン感受性が低下し、糖尿病へ。。。

血糖値の乱高下を繰り返し、その度にインスリンとグルカゴンを頻繁にかつ大量に放出し続けることで、膵臓は疲弊します。さらにインスリン感受性の低下が起こります。

インスリンには血中の糖を肝臓や骨格筋などの細胞に取り込む働きがあります。

糖を細胞に取り込むことで、血糖値を下げることができる)

この働きが低下することをインスリン感受性の低下という。

→血糖値が上昇してインスリンが放出されても、糖を細胞に取り込むことができなくなる。

⑦太っている人が糖尿病になるが、悪化すると痩せる

糖を細胞に取り込めなくなるため痩せてしまう。

取り込めない糖は血中を彷徨う

常に血液はドロドロ状態に陥る

毛細血管が詰まって、やがて視力を失う

(目の奥にある毛細血管が一番細いため、最初に詰まる)

足や手の先も血液が届きにくくなる

血流が悪くなり悪化すると壊死する

⑧腎臓の毛細血管が詰まり、人工透析を始めることになる

腎臓の毛細血管がつまると腎臓の機能が働かなくなる。

腎臓の働き:血液をろ過して老廃物や有害物質を尿として排出する。

人工透析本来腎臓が果たすべき血液のろ過の役割を人工腎臓や腹膜を利用して代わりに行うこと。

週に回、4〜5時間かけて、全身の血液を人工的にろ過する。

月に40〜50万の治療費がかかる腎臓が機能不全を起こすと人間は生きていけないため、行わなければ死に至ってしまう

まとめ

砂糖が危険な理由はお分かりいただけたでしょうか。

糖尿病になるだけではなく、生死を彷徨ううえに多額の医療費がかかります。

これでも砂糖を摂り続けますか?

私自身も疲労やストレスで甘いものが食べたくなることはあります。ですがこのカラクリを理解すると、砂糖を摂取すること身体にダメージを与え腎臓などの内臓系にストレスをかけてしまうことはお分かりかと思います。

100%の完璧、砂糖断ちを目指すことは心身共に疲れてしまうのでまずは継続することを目標にして、少しずつ減らすことから始めてみましょう。それだけでも快調さなどは実感できると思います!

守ろう家族。守ろう未来。

 

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