牛乳(乳製品)の危険や改善策を前回の記事で紹介しました。
そこで牛乳の代わりとしておすすめのオーツミルクについて見ていきましょう。
オーツミルクとは
オーツミルクとは、オーツ麦と呼ばれる穀物から作られた飲料です。オーツ麦とは、オートミールやグラノーラの原料として利用されています。
オーツミルクは植物性のミルクと呼ばれ、牛乳やヤギの乳のように動物の乳を搾乳したものが動物性である一方、豆乳やアーモンド、オーツ麦といった穀物や豆類、種実から絞っているものは植物性ミルクに該当します。
オーツミルクは乳製品が含まれないものがほとんどです。
オーツミルクのメリット
乳アレルギーや乳糖不耐症の方も飲めるミルク
オーツミルクには牛乳などの動物性ミルクとは違って、乳糖やカゼインと呼ばれるアレルギーを引き起こしたり、癌のリスクがある成分が含まれていません。
食物繊維・ビタミンたっぷり
オーツミルクの食物繊維は牛乳の2倍。オーツ麦に含まれる水溶性食物繊維のβ-グルカンが身体の免疫力を強化し、治癒力向上も期待できます。
糖分のエネルギー変換を助けるビタミンB群のチアミン、そして赤血球の生産を助ける葉酸も多く含んでいます。
ビタミンB2・ビタミンDが多い
ビタミンB2は、脂質や糖質などエネルギーの代謝に関わるビタミンのため、ダイエットにおいても重要なビタミンとされています。
ビタミンDは、カルシウムの吸収に関わるほか、近年ではビタミンD欠乏と肥満には関係があると言われています。
ビタミンは体内でほとんど作ることができないため、食品で摂取することが大切であることがわかります。
カルシウムが豊富
牛乳と変わらないもしくはそれ以上のカルシウム量です。カルシウムは骨の構成要素として重要です。またカルシウムの吸収にはビタミンDが必要なので、オーツミルクは両方補うことができます。
コレステロールがゼロ
コレステロール自体は細胞膜やホルモン、胆汁酸の構成要素なので必要です。ですが、悪玉コレステロールと善玉コレステロールのバランスが崩れて、血液中のコレステロールの量が過剰になると、脂質異常症をはじめとする健康面でのリスクがあります。
低カロリー・低脂質
牛乳と比べて低カロリーで低脂質なのでダイエットをしている人におすすめです。
多様な消費者が楽しめる
乳製品を一切摂取しないベジタリアンやビーガンの方にとって牛乳と代替品として飲むことができます。
環境保全
乳牛の飼育に必要な大量の穀物、牛からのメタン排出などを取り上げると、牛乳の生産は地球に大きな影響を与えています。
例:一杯の乳製品を製造するのに植物性ミルクの3倍もの温室効果ガスが発生する。また牛乳の生産には、乳牛を育てるための水や肥育のための土地、エサなど様々な資源が必要となる一方、オーツミルクは膨大な資源が入りません。そのため環境にとっても有益とされています。
オーツミルクのデメリット
タンパク質が少なめ
牛乳と比べるとタンパク質が少ないので、オーツミルクはカルシウムや食物繊維などを補う目的で飲むのがおすすめです。
取り扱いが少なく、高い
取り扱い店舗が少なく、少し高いです。ですがメリットを考えるとオーツミルクの方が良いとされています。
また、オーツミルクでも添加物などが使用されているものもあるので、自分自身で成分表をみるなどの工夫が必要です。
無添加で安心安全 おすすめのオーツミルク
オーツ麦と酵素だけで作るヘルシーなオーツミルク【Earth MILK】
オーツ麦と酵素だけで作れるため添加物や保存料、香料の心配もなく安心安全ヘルシーなオーツミルクです。また、環境の面でも負荷が少なく、飲みたい時に飲みたい分だけを作れるのでフードロスの心配もありません。
まとめ
これらからわかるようにオーツミルクにはたくさんのメリットがあります。今飲んでいる牛乳をオーツミルクには変えるだけで、健康面だけではなく環境面でもたくさんのいい効果があります。
自分の身体、健康だけではなく、皆さんの大切な人も守れるように一緒に学んでいきましょう。
身体は食べた物でできています。食べるものに責任を持ち、明るく健康な未来を迎えましょう。
守ろう家族。守ろう未来。
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