小麦が危険な理由3選

危険な食品

小麦が危険な理由3選

グルテンフリーという言葉はよく耳にするよになってきている世の中です。世界で活躍するスポーツ選手が実践して話題にもなりました。では、なぜグルテンフリーが流行っているのか。

それは小麦に含まれているグルテン身体に悪影響を及ぼすことがわかっているからです。

そんなグルテンが皆さんの身体にどのような危険があり、悪影響を及ぼすのかを理解していきましょう。グルテンが簡単に摂れるこの時代に、原因をお伝えすることで皆さんが健康に近づく情報となれば幸いです。

食欲増進

グルテンは胃の中にある酵素や胃酸と反応して、タンパク質に分解されるのですが、その中の一つ、エクソルフィンという麻薬のようなタンパク質が厄介です。このエクソルフィンが体内に吸収されて脳にあるモルヒネなどの麻薬の受容体でもあるオピオイド受容体に結合します。

すると多幸感を感じるようになり、次第に小麦依存症に転じます。

さらにグルテン由来のエクソルフィン食欲を増進させる力があります。そのため、小麦を摂取すると必要以上に食欲が掻き立てられ、食べ過ぎに繋がってしまいます。食べ終わった後も幸福感に包まれるので、これが癖となり依存症へと繋がってしまうのです。

認知症・アルツハイマーのリスク

グルテン過剰摂取認知症に繋がりやすいと言われています。

それはグルテンの構成成分の一つ「グリアジン」が引き金となって、細胞と細胞の接着剤であるタイトジャンクションが緩み、その隙間から有害物質バクテリアが体内に入ってしまうからです。「グリアジン」は、細胞からゾヌリンという成分を分泌させるのですが、ゾヌリンには細胞と細胞の隙間をあけ、通過を良くする作用があります。本来悪いことではなく、小腸で隙間を開けることによって必要な栄養素を取り入れる機能ですが、小麦を頻繁に摂取することで過剰に分泌されるようになり、隙間が開きっぱなしとなり、本来は侵入を阻止するべき有害物質バクテリアまでも小腸を経由して入ってきてしまうのです。

これがいわゆる腸漏れ=リーキーガットです。

症状として 関節痛/腹痛/疲労感/不眠症/喘息/アトピー性皮膚炎 などの原因となる

ゾヌリンの影響はだけにとどまらず、血液に乗って脳まで達します。脳も危険な物の侵入を阻止する「血液脳関門」という関所のようなバリア機能を持っています。ですが、ゾヌリンが過剰に分泌されると、バリア機能が低下し脳内に有害物質が入り込み、炎症を起こしてしまうのです。この脳内炎症認知症アルツハイマーに繋がると論文でも明らかにされています。

老化促進

小麦だけに限った話ではないですが、高血糖の食品ばかり食べるとAGE(終末糖化産物)が生成されやすくなります。AGEは高齢者の体内によくみられるものです。

主な症状として動脈硬化/白内障 などがあることから老化促進剤とも言われています。

AGEが蓄積されやすい高血糖食品は小麦だけではないですが、小麦が血糖値を急上昇させること、中毒性があることは事実です。毎日摂取するということは老化が進みやすくなるということに繋がるので、控えるようにしましょう。

主な小麦製品

代表的な小麦製品は

パン/パスタ/ラーメンうどんなどの麺類/ピザグラノーラなどのシリアル/

ケーキクッキーなどの菓子類/お好み焼き餃子中華まん  など多くの食べ物に含まれます。

その他に…

天ぷらや豚カツなどの揚げ物

揚げ物の生地には主に薄力粉が使われています。

揚げ物は美味しくて食感も良く食欲が掻き立てられます。ですが、揚げるのではなく焼く/茹でるなどの調理方法を変えることで小麦の摂取を抑えられます。

シチューやカレーのルウ

ルウには小麦が使用されています。市販されている商品は必ず食品表示を確認しましょう

ホワイトソース系だけでなく小麦粉はさまざまな料理の「つなぎ」や「とろみ付け」に使用されているので、グルテンは意外な食品にも含まれています。外食の際はもちろんですが、スーパーのお惣菜などにも注意が必要です。

ビールやアルコール類

大麦の麦芽を使ったビールも完全なグルテンフリーとは言えません。

アルコールでは他にも酎ハイ/サワー/ウイスキー/麦焼酎にも含まれています。

ですが、アルコールの中にもグルテンが入ってないものもあります。

それは日本酒/ワイン/ウォッカ/芋焼酎/テキーラなどです。

飲み会などお付き合いもある中、種類を変えることで摂取を抑えることができます。

まとめ

小麦が危険な理由はおわかりいただけたでしょうか。現在、小麦製品は身近に溢れていて簡単に摂取することができます。どのような料理に使われているのか把握して意識的に控えることが大切です。

パンやパスタが主食の洋食が摂りやすい環境になりつつありますが、和食をメインにすることで自然と小麦製品の摂取は抑えられます。主食をお米に変えるだけでも腹持ちが良くなり食欲も控えられます。身体への悪影響を与えないためにも少しずつ減らしてみましょう。ルウなど細かい小麦よりもまずは主食となるメインでの摂取を控えるだけでも効果は大きいです。

皆さんが健康への第一歩を進めますように。

守ろう家族。守ろう未来。

 

 

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