生活の基本② 食生活・生活習慣を見直すメリット

健康

前回の記事でも生活の基本を紹介しました。

今回は食事に関係する生活の基本を紹介していきます。

今日から始められるのでぜひ、実践してみてください。

生活の基本②

酵素を効率的に摂取する食べ方

生野菜や果物をすりおろしでたべることで、食物酵素を2倍、3倍に増やせます。細胞内の酵素はそのまま便として体外に出してしまうこともあるのですが、すりおろすことで細胞膜が破れ、酵素が細胞外に出てくるので、体内に吸収される酵素の量が増加します。消化も良くなり、消化酵素が節約されるため、代謝酵素の働きが活発になり体調の改善にも繋がります

すりおろしに特にオススメなのは”大根”です。大根には消化酵素アミラーゼをはじめ、100種類を超える酵素があり、ビタミンCやミネラルも豊富です。さらに強力な抗酸化力をもち、抗がん作用殺菌作用のほか血液をサラサラにする働きのあるイソチオアネートというファイトケミカルも多く含まれます。

すりおろしは野菜や果物が持っている酵素と栄養素を最大限に摂り入れることができる食べ方です。また、ジュースもオススメです。ジュースにするとすりおろしと同様、酵素が吸収しやすくなります。いろいろな野菜や果物を組み合わせることで栄養素のバランスもとりやすくなります。

⚠️ミキサーや高速ジューサーは酵素自体を壊しやすいのでジュースを作るときは低速ジューサーを使いましょう。また酸化しやすいので、作ったら時間を置かないことが大切です⚠️

お酒は酵素を減らす

お酒を飲む人にとってはストレス解消になるうえ、血行も良くなることから「酒は百薬の長」と言われています。ですがこれはあくまで適量ならの話です。飲み過ぎは体内の酵素を大量に無駄遣いし、代謝を下げて生活習慣病やがんなど多くの病気を引き起こします

お酒は肝臓のアルコール分解酵素によって処理されますが、その過程ではアセトアルデビドという物質が生じます。

”アセトアルデビド”は強い毒性があり、頭痛や吐き気を引き起こします。これが十分に分解されず残ってしまうと二日酔いになるのです。

またこのアセトアルデビドを分解するのも酵素なので、飲めば飲むほど潜在酵素が減っていくことになります。そうはいってもお酒は人間関係の潤滑油でもあります。1週間で飲む量の帳尻を合わせるなど工夫して飲むようにしましょう。

お酒が百薬の長になるか、毒薬となるかは皆さんの心がけ次第です。

食べる順番によって体内酵素に影響あり

体内酵素を節約するコツは、『生野菜や果物を先に食べること』です。生野菜や果物には酵素がたっぷりと含まれています。その酵素でまずは自身を「事前消化」することで胃腸に負担がかかりません。(胃腸に食事の準備を促すのにうってつけの食物になります)

先に腸に到着した野菜や果物は、持っている酵素で後からくる加熱料理の消化を助けるので、消化酵素の節約にもなります。さらに豊富な食物繊維が油を吸着して、体内に吸収されるコレステロールの量も抑えてくれます

同じものを食べても、消化管という一本の管の中に何を先に通すかで消化にかかる時間や、使われる酵素の量が変わってくるのです。潜在酵素の量は体の活力や免疫力に直結しています。酵素を節約する食事法を実行してみてください。

調理法の優先順位

「何を食べるか」「どんな順番で食べるか」と並んで食生活で大事なのが「どうやって食べるか」です。つまり調理方法によって同じ食べ物を食べても、健康に役立つのか、老化を早めるのかが変わります。1番おすすめの食べ方は“生”です。野菜だけでなく、魚も生=刺身で食べることで酵素をたっぷりと摂ることができます。

生の食べ物は自身が持ってる酵素で自らを事前消化してくれるため、胃腸にかかる負担が少なく、消化酵素を節約することができますこれにより代謝に回せる酵素が増え、体調も良くなり、免疫力も高まります。

次におすすめは“蒸す”です。酵素が壊れにくく、体を老化させる原因となる糖化も起こりにくいです。蒸す以下は茹でる・煮る→焼く→揚げるの順で酵素の働きが失われて、糖化が進むことになります。中でも、焼く・揚げるは酵素がゼロになるうえ、激しく糖化が起こるので、できるだけ避けたい調理法です。

糖化した食べ物は、がんや生活習慣病のリスクを高め、シミやシワを増やします。また発がん物質であるアクリルアミドも発生しやすくなります。

酵素や栄養素をたくさん摂れるように調理法を食材に合わせて工夫しましょう。

過食 食即寝 夜食は若さと健康を奪う

食べすぎは体内の酵素を減らし、代謝を低下させ免疫力を弱めます。

「腹8分目は医者知らず」と言いますが、腹6〜7分目がちょうどいいと考えられています。

また、少食はアンチエイジングにも効果があります。最近の研究で摂取カロリーを抑えられることによって”サーチュイン遺伝子“という長寿遺伝子のスイッチがオンになることが発見されました。この遺伝子が作り出す酵素が次々に反応を引き起こし、ミトコンドリアや免疫細胞などに働きかけて、最終的に100通りにも及ぶ方法で老化を遅らせると言われています。

少食が老化を防ぎ、寿命を延ばす方向に作用するのに対して、食べすぎは活性酸素を増やし、若さを確実に奪います。食べすぎると元々の消化酵素だけでは足りなくなり、本来は代謝用の酵素まで消化作業に回されます。

よって代謝が疎かになり、抵抗力が弱まるうえ消化しきれなかった食物が腐敗し、悪玉菌が増えて腸内環境が悪化します。

食べてすぐに寝る食即寝もよくありません。眠っている間は胃の働きが低下するため、消化されないままの食物がピロリ菌などを増やし、胃炎や胃潰瘍の原因となります。

夜食も大問題です。午後8時から明け方にかけては人間の自然な生理リズムでは吸収と代謝の時間帯です。夜遅くに食べると生理リズムが乱れます。消化不良を起こしやすいうえ、体の働きを混乱させ、消化酵素や代謝酵素の無駄遣いに繋がります。さらに腸が休まらないので免疫力が落ち、体調不良や病気を招きます。

食べすぎ・食即寝・夜食は避けるべきです。

まとめ

以上のことから食生活の見直し方がお分かりいただけたかと思います。いきなり全部をやることは難しいかもしれませんが、実践できることから一つずつ行なってみてください。

少しずつの積み重ねが健康へと近づきます。

身体は食べたものでできています。食べるもの、食べ方に責任を持ち、自分自身はもちろん家族や大切な人を守りましょう。

守ろう家族。守ろう未来。

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